奥松さん2
奥松功基さん 筑波大学 人間総合科学研究科 修士2年
 

 日本における運動習慣者を増やしたいという目標を持っている奥松さん。

 高校、大学時代はカヌーに打ち込み、国体個人優勝 、インカレリレー優勝、といった素晴らしい成績を納めています。立命館大学を卒業し、現在筑波大修士一年。ゼミ生でも珍しい経歴の持ち主です。


  己のビジョンを達成するために瀧本ゼミに入った
 

・なぜ瀧本ゼミに入ろうとしたのですか?

 
-奥松

 僕には、「日本における運動習慣者を増やしたい」という目標があるのですが、スポーツ関係者だけでこれを達成するのはかなり難しいと感じていました。というのも、もちろん国の施策とか、色々な団体でも取り組みがあるのですが、一般の人にはなかなか認知されず、重要な情報がスポーツ関係者の中でとどまりがちになっています。


 そういった現状だからこそ、これまでとは違うアプローチが必要だと思いましたし、他分野融合こそが次への活路だと考えました。そのためにも、多分野の優秀な人間から情報と手法を集めなきゃいけないと思い、瀧本ゼミへの加入を決意しました。


  スポーツと同じ緊張感、そしてゼミ生に感じた「没頭力」


瀧本ゼミに入って感じたことは?

-奥松

 自分自身の目線が上がったことと、あと緊張感です。

 僕のメンターは、人工知能の研究室に入っている人なんですけど、例えば彼との普段の会話でも、彼の考え方とか、今までの意思決定とか、勉強になることが多く、自分も頑張ろうっていう気持ちになります。


 また、普段のゼミ発表では、容赦ない質問が飛んでくるので、発表者は大きな緊張感をもってプレゼンできますし、発表する側も「しょうもない質問はできない」って頭をフル回転させながらゼミに参加することになります。ある種、スポーツと同じような緊張感を卓上で得られる、こんな環境はなかなか無いと思います。


・学んだことはありますか?
 

-奥松

 リサーチに対する「没頭力」だと思います。世間一般では、東大とか慶応の学生は天才みたいに扱われますが、実際は、彼らは物事に「没頭する力」にずば抜けていると思うんですよ。ただでさえ、要領の良い東大生たちが、寝る間を惜しんでリサーチに没頭する訳で、そうなると手が付けられなくなるほどのハイパフォーマンスを発揮します。


 今までぼんやりとしていた、リサーチにおいて、「一体何をどれくらい頑張れば成果を得られるのか」っていうのを、周りと競争する中で感覚的に学べる、ということがこのゼミの良いところであり、僕はそういった「没頭力」をこのゼミで学びました。


  スポーツしかやってこなかった自分でも戦えると気付いた 


・ゼミに入って変わったことはありますか?

 
-奥松

 学歴コンプレックスが減りました。たしかにさっきは「没頭力」が凄いって言いましたし、このゼミに入るまでは東大生は雲の上の存在だと思っていました。でも、スポーツ推薦で進学して、今まで勉強なんて全然してこなかった自分でも、スポーツで得た向上心や、自分への感性みたいなものを応用することで、ハイスペックな学生相手にもギリギリ戦えていると思うんですよ。


 自分にはスポーツしかないと思っていましたが、スポーツで得たスキルを応用すれば、スポーツ以外の分野でも活躍しうる、ってことに気が付けたのはとても大きな収穫です。


  体育会系の人間にこそ来て欲しい。「没頭力」をスライドせよ


・ゼミ志望者に一言お願いします。
 

-奥松

 経済に興味ある人だけでなく、体育会系の人にこそ来てほしい。

 体育会系の人の素晴らしいところは、スポーツに対して、すさまじい「没頭力」を持っている点。結局、どんな分野でも、活躍するためには正しい方向性で、多くの時間を投下する必要がありますよね。アスリートはそのスキルを、スポーツを通して学んできている。ただ、残念なことに、アスリートは、スポーツに対しては「没頭力」を持っているものの、そのスキルを他の分野にスライドすることが苦手だと思うんです。


 多くのスポーツ選手は「活躍したい」と思って、練習を続けていますが、いつしか、その「活躍したい」という思いが、スポーツの世界だけにとどまってしまう傾向があるように感じます。僕は、それをすごくもったいないと思う。


 自分に対する頑張り方を知っている体育会アスリートだからこそ、競技を引退した後でも、他分野で活躍する道は多く残されているはずです。例えば、スポーツ選手として食っていける人間はごくごく一部ですけど、スポーツを通して得た「没頭力」を生かして、次の分野で大きく羽ばたける人間はいっぱいいると思うんです。そのために、改めて勉強し直す環境として、瀧本ゼミに勝るものはないと思います。おそらく、入ゼミ後はハードな日常が待っているでしょうが、それを上回るリターンが得られると思います。


 体育会系のあなたと瀧本ゼミで会える日を楽しみにしています。


奥松さん、ありがとうございました。


(文責:岡部 匡志)


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