「瀧本ゼミ企業分析パート」ゼミ生インタビュー!

ゼミ生に「瀧本ゼミ企業分析パート」の魅力だったり、参加して得られたことを伺ってみました!

2016年04月

岡口さん

岡口正也さん 東京大学 法学部4年

今回は、東大弁論部に所属し、2014年全日本大学ディベート選手権大会準優勝・ベストディベーター賞2016年春JDA準優勝、ディベートの世界で輝かしい実績を持つ、岡口さんにお話を伺いました。

  適切な努力を積み重ねた人間が勝つ
ディベートを始められたキッカケはなんですか?

-岡口
 もともと政策に興味がありました。ディベートは、外国人労働者の受け入れとか安楽死の合法化とか基本的に政府のアクションを議論することが多いので。

 

 ・ズバリ、ディベートの面白さとは? 

-岡口
 ディベートはリサーチ量がものをいう世界です。例えば、安楽死が論題だとして、、素人が、下手な医者に勝ってしまうことなんて、ざらにあります。だから、勝ちたい人間はたくさんリサーチをします。そして、時間をかけた分の成果が勝敗という形で現れる。適切な努力を積み重ねた人間が勝つ、そういうゲーム構造が非常に魅力的だと思います。


  多くの人間が気づいていないことに気付けるか
ディベートと瀧本ゼミの共通点はありますか?

-岡口

「世間の多くの人が気づいていないことに気づけるか」が勝敗を分ける、という点ですね。

 ディベートは、より深い分析ができたチームが勝つゲームです。例えば、外国人労働者を入れると犯罪が増えると言われますよね。しかし、データを見ると国内の外国人と日本人の犯罪率に差はないことが分かる。その一方、この数字にも裏があるかもしれない。ディベートではそうした分析を深めていくことが肝になります。

 

 一方で、瀧本ゼミでも実はこれと似たようなことをしています。投資判断では、一般の投資家が気付いていることだけを根拠にしていると、利益は生まれないからです。投資は美人投票だ、とはケインズの言葉ですよね。隠れた美人を見つけないといけない。

 

 例えば、地方で店舗を増やしてきた飲食店が今度は都心に出店計画を出しているとします。その企業は出店計画が成功し、売上は2倍になると言っている。でもよく見てみると、そのビジネスモデルは地方で成功しても、競争が激しい都心では失敗するかもしれない。都市と地方の消費者の趣向が違うかもしれない。本当に売上が2倍になるのか判断するために、事業計画の詳細はどうなっているか、過去の似たような事例はないか、出店予定地の競合の状況はどうなっているのかなどを徹底的にリサーチします。

 

 そうして他の投資家が気付いていない、企業の成長ストーリーを構築し、他の投資家を説得する。こう考えていると、表面的に全然違うことをしているようでも、「世間の多くの人が気づいていないことに気づけるか」という点では同じと思います。


  2つの説得ゲームの違い
ディベートと瀧本ゼミの違いはなんですか?

-岡口
 2つあります。

 1つ目は、勝ち負けの点です。ディベートはジャッジが勝敗をハッキリと下しますし、それが全てですが、企業分析はオーディエンスを説得できるか、とは別に、実際に株価の動きが追える。「どれぐらい合っていたか」「何を見逃したのか」が、株価から検証可能な訳です。

  2つ目は、情報の取り方の点で、ディベートは透明性・公平性への志向ゆえに、『公開された文字情報』しか証拠資料として使用できないという限界があります。一方で、企業分析は、文字ベースでは公開されていない情報を取る必要があります

  基本的に、企業は自分に都合のいいようにモノを言います。彼らは自社の株価を上げたいのだから当たり前です。格付け機関だって似たようなもので、完全に客観的・フェアではないし、数字に載らない実地のデータには弱い。

 だから僕たちは、実際に店舗に足を運んだり、SNSでの話題性を調べてみたり、競合のIR(投資家窓口)に問い合わせたりする。そういったアプローチ、「裏の取り方」は多くの学生にとって新鮮だと思います。

 
最後にゼミ志望者に向けて一言お願いします。

-岡口
 瀧本ゼミで身につくことは、一見投資でしか役に立たないことのように思えますが、そうではありません。隠れた示唆を見抜く力、「みんなはこう思っているけれど本当は違う」ことを見抜く能力。瀧本ゼミで培った情報への嗅覚は、研究しかり仕事しかり、人生のいろんな場面で応用できるものです。
 ですから、瀧本ゼミを単に「投資サークル」と考えている方には、見学会に行ってみたり、ゼミ生に直接会ったりすることをオススメします。


文責:岡部 
 

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奥松さん2
奥松功基さん 筑波大学 人間総合科学研究科 修士2年
 

 日本における運動習慣者を増やしたいという目標を持っている奥松さん。

 高校、大学時代はカヌーに打ち込み、国体個人優勝 、インカレリレー優勝、といった素晴らしい成績を納めています。立命館大学を卒業し、現在筑波大修士一年。ゼミ生でも珍しい経歴の持ち主です。


  己のビジョンを達成するために瀧本ゼミに入った
 

・なぜ瀧本ゼミに入ろうとしたのですか?

 
-奥松

 僕には、「日本における運動習慣者を増やしたい」という目標があるのですが、スポーツ関係者だけでこれを達成するのはかなり難しいと感じていました。というのも、もちろん国の施策とか、色々な団体でも取り組みがあるのですが、一般の人にはなかなか認知されず、重要な情報がスポーツ関係者の中でとどまりがちになっています。


 そういった現状だからこそ、これまでとは違うアプローチが必要だと思いましたし、他分野融合こそが次への活路だと考えました。そのためにも、多分野の優秀な人間から情報と手法を集めなきゃいけないと思い、瀧本ゼミへの加入を決意しました。


  スポーツと同じ緊張感、そしてゼミ生に感じた「没頭力」


瀧本ゼミに入って感じたことは?

-奥松

 自分自身の目線が上がったことと、あと緊張感です。

 僕のメンターは、人工知能の研究室に入っている人なんですけど、例えば彼との普段の会話でも、彼の考え方とか、今までの意思決定とか、勉強になることが多く、自分も頑張ろうっていう気持ちになります。


 また、普段のゼミ発表では、容赦ない質問が飛んでくるので、発表者は大きな緊張感をもってプレゼンできますし、発表する側も「しょうもない質問はできない」って頭をフル回転させながらゼミに参加することになります。ある種、スポーツと同じような緊張感を卓上で得られる、こんな環境はなかなか無いと思います。


・学んだことはありますか?
 

-奥松

 リサーチに対する「没頭力」だと思います。世間一般では、東大とか慶応の学生は天才みたいに扱われますが、実際は、彼らは物事に「没頭する力」にずば抜けていると思うんですよ。ただでさえ、要領の良い東大生たちが、寝る間を惜しんでリサーチに没頭する訳で、そうなると手が付けられなくなるほどのハイパフォーマンスを発揮します。


 今までぼんやりとしていた、リサーチにおいて、「一体何をどれくらい頑張れば成果を得られるのか」っていうのを、周りと競争する中で感覚的に学べる、ということがこのゼミの良いところであり、僕はそういった「没頭力」をこのゼミで学びました。


  スポーツしかやってこなかった自分でも戦えると気付いた 


・ゼミに入って変わったことはありますか?

 
-奥松

 学歴コンプレックスが減りました。たしかにさっきは「没頭力」が凄いって言いましたし、このゼミに入るまでは東大生は雲の上の存在だと思っていました。でも、スポーツ推薦で進学して、今まで勉強なんて全然してこなかった自分でも、スポーツで得た向上心や、自分への感性みたいなものを応用することで、ハイスペックな学生相手にもギリギリ戦えていると思うんですよ。


 自分にはスポーツしかないと思っていましたが、スポーツで得たスキルを応用すれば、スポーツ以外の分野でも活躍しうる、ってことに気が付けたのはとても大きな収穫です。


  体育会系の人間にこそ来て欲しい。「没頭力」をスライドせよ


・ゼミ志望者に一言お願いします。
 

-奥松

 経済に興味ある人だけでなく、体育会系の人にこそ来てほしい。

 体育会系の人の素晴らしいところは、スポーツに対して、すさまじい「没頭力」を持っている点。結局、どんな分野でも、活躍するためには正しい方向性で、多くの時間を投下する必要がありますよね。アスリートはそのスキルを、スポーツを通して学んできている。ただ、残念なことに、アスリートは、スポーツに対しては「没頭力」を持っているものの、そのスキルを他の分野にスライドすることが苦手だと思うんです。


 多くのスポーツ選手は「活躍したい」と思って、練習を続けていますが、いつしか、その「活躍したい」という思いが、スポーツの世界だけにとどまってしまう傾向があるように感じます。僕は、それをすごくもったいないと思う。


 自分に対する頑張り方を知っている体育会アスリートだからこそ、競技を引退した後でも、他分野で活躍する道は多く残されているはずです。例えば、スポーツ選手として食っていける人間はごくごく一部ですけど、スポーツを通して得た「没頭力」を生かして、次の分野で大きく羽ばたける人間はいっぱいいると思うんです。そのために、改めて勉強し直す環境として、瀧本ゼミに勝るものはないと思います。おそらく、入ゼミ後はハードな日常が待っているでしょうが、それを上回るリターンが得られると思います。


 体育会系のあなたと瀧本ゼミで会える日を楽しみにしています。


奥松さん、ありがとうございました。


(文責:岡部 匡志)


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